銀梅花の残り香 / 銀梅花が見せた夢

【銀梅花の残り香】1・2P目
銀梅花(ギンバイカ)の由来などはぐぐっていただくとして、なんと美しい名前の花だろうと感動したものです。また花言葉の『純潔』は薫殿にこそぴったりではありませんか!
日本に入ってきたのは明治後期頃とのことですが、そこはどうかお目こぼしいただければと思います
縁と薫殿の関係性を考えるにあたって、描写の少ない孤島での日々というのは想像の余地を飛び出しかねない威力を持っております
縁が木をバキバキ壊してるとこなどは、自然は大切にしろやいこの野郎! と憤慨している間もなく、ごくごく普通に薫殿が声をかけて(!)、縁も普通に返事をする(!!)という、まさかの会話が成り立ったことに驚愕を隠せませんでした
用意した食事を不味いと言われご立腹の薫殿を、縁はただ見返すのです、誰にも重ねずに(ここ重要)
その心情は、いったいどういったものだったのだろう…? と、考えずにいられましょうか!
薫殿はとても強く、芯の通ったお嬢さんです。けれど同時にとてもやさしい心の持ち主だということが、縁と薫殿の関係性に大きく影響するのではないかと、思うばかりです
二つの結末がぽろりしたので、この度は分けさせていただきました
分かりづらくお手数をおかけいたします

ですが薫殿の心はいつだってまっすぐに、剣心をひたむきに愛しております
剣心もまた、薫殿がくれたものをどれほど大切に思っていることでしょう
二人がしあわせであればあるほど、現役世代だったかつ北海道編を毎月とても楽しみにしている一読者として、お赤飯を炊きたい心持ちになるばかりです

【銀梅花が見せた夢】1・3P目
なのにどうしても捨てきれない、縁と薫殿の可能性にどうしようもなく惹かれてしまう…!
そうだ、ここはひとつモグラになればいい! というわけで禁じ手に手を出しました
原作>>>>>>>>>>>┃越えられない壁┃>>>>>>>>>>>妄想
        _|\○_ 行くぜ!  ε= \_○ノ モグラ大変身!!
的なテンションアゲアゲ過ぎ問題が形になりました。ウワーッ!
縁と薫殿の関係性やら可能性やらは、読み手がそっと妄想しながらおいしくいただくものです
でも妄想するだけならロハだから! ほんと先っぽ、ちょっこし、ちょこっとだけね、ね!
的ないかがわしい妄想はロハなのです。縁薫の可能性を、あきらめないッ!!
体格差が大変ツボで…縁と薫殿が並んだときの首元の差が最高にエモくて…大好きなのです……
あと縁が横浜のお屋敷で若造らしくわきまえている風を装っているの、めちゃくちゃ好きです
剣心を引き留めたのが薫殿の涙なら、縁を引き留めるのは薫殿の笑顔じゃないかなあと思うのです
出会った順番が違ったら、あったかもしれない可能性を夢見るだけなら、ロハだからー!


  • 2018.11.17