アップデートはりんごのお味

声が付いちゃうアプデ以降、なにかと妄想がわきたっちゃってはきゃっきゃしております。
エッシャーさんとミューシャの命ある声は、想像していたよりずっとずっとすてきで、聞き惚れるばかり。
経験に基づく独自の哲学を持ちながら粗雑さがだだもれのエッシャーさんの低い声、
無理して本来の女性らしさとやさしさを隠そうとしているのがばればれなミューシャのかわいい声は、
こんな声なんじゃないかなあと思っていたとおりでした。きゃーすてき!(*ノノ)
ここの台詞を声付きで聞きたかった! という場面で声がなく、盛大にがっかりもしましたが、おおむね満足です。
主に声があるのは、プロローグイベント、各対人戦時、代弁者・全能者戦時、戦闘中。
ケイオスリングスは、途中途中の会話がとても充実しているなあと個人的に感動しっぱなしでした。
たとえばピュッピュ(アイテム屋さん)との会話は物語の進行具合で変わりますし、それに対する主人公側の返答もあるのが大変おったまげました。
「みみっちいとミューシャの気持ちだって冷めちまうぜ?」→「冷める? どうして私がこんな奴に」→「…だそうだ」
のコンボは、ほんともー、エッシャーさんすっげかっこいいー! のフルスイング床掃除でしたともっ。
ほとんどのRPGでは、通り行く人に話しかけても主人公側のアクションがないのがほとんどです。
ましてや会話が発展してくれるなんて夢のよう。
ペアにもよるのですが、拠点に戻るとそれぞれの事情がうかがえる場面もあり、おおっとなってしまいます。
もちろんするっと進行しちゃうこともできますし、話をしなくても問題はないようになっています。
思えば、ずっとこういうゲームがやりたかったと熱望していた気がします。
きちんと彼らに意志があって、それを垣間見られることの、なんとすてきなことでしょう。
更にうれしいことに、大好物の男女ペアが前提で物語は進むのです。興奮するなってほうが無理なお話!
惜しむらくはこれがiPhone/iPod/iPad用のゲームだということ。
制作者様のブログを拝見させていただいたところ、アプリ用のゲームにとても力を入れているご様子でした。
男女カプ大好きなシモーヌですから、気になる男女カプの気配にはすわっと反応しちゃいますええもう全力で。
ですが一ゲーム好きの本音としては、もっとやりやすいゲーム機ならいいのになあ、とも思ってしまいます。
古い考えかもですが、スーファミからやってたので、コントローラーがあったほうがうれしいです。
それに移動中にゲームは、ちょっとやりにくい気がするので。やっぱりじっくりガン見できちゃう家がいいのです。
なのでこっそりと、いつかフルボイスで移植してくれたら、と願っています。

さてさて肝心のエシャミュー話題に戻りますかなっ。
ここしばらくエッシャーさんとミューシャの壁紙で、毎日にやにやしております。
剣を突きつけ合っているサントラのイラストと記念壁紙の笑顔で並んでいる二人に心を奪われる毎日です。
アルカ・アレーナ開始時と終了後を見ているようで、二人がふたたび出会えたことをお祝いするばかり。
ミューシャの笑顔がとびきりかわいいのはもちろん、エッシャーさんのにやっと笑う悪いお顔がたまらなくて。
褐色の肌に顔も体格もいい殿方と、淡い金色の髪とふっくらした唇の可憐なお嬢さんは、とってもお似合いです。
真面目おばかちゃんな女の子とめろめろなのを隠さないワルイケメンなのですもの。お似合いなのも納得。
会話の端々から察するに、エッシャーさんとミューシャは同じ国に住んでいるとのこと。
ミューシャの方はエッシャーさんを探し歩いていたそうですが、エッシャーさんもアイダ(ミューシャ)を探しているのですから、運命とは物事を複雑にするのがなんて得意なんだと驚くばかりです。
肺を患っていると作中でわかるのですが、薬はどの程度まで効くものなのでしょうか。
様子から察するに、一時的に呼吸を楽にし痛みを和らげる作用があるのかなあという気がします。
その状態でも動けるのは、ひとえにエッシャーさんのアイダとの約束を果たそうという思いが原動力なのです。
だからこそ不老不死を得ようとするわけですが、別次元では彼本人が不死なんて虚しいだけだ、とも言うのです。
つまりエッシャーさんにとって、アイダ(ミューシャ)との再会は、不老不死となる以上の価値があるということ。
なんて熱い男! すっげホット!
それをまざまざと見てきた(見せつけられた)ミューシャは、複雑な心境きわまりないでしょう。
ミューシャは、あれだけ仇を討つと息巻くのに、エッシャーの辛い過去を聞くと同情してしまう、
そういうもろくもやさしい、とてもかわいい女の子なのです。
人殺しの悪魔だと思ってきたエッシャーは、口は悪くとも筋の通った男だと理解すると、混乱してしまう。
憎しみを保とうと、戦士同士の戦いが禁じられているにもかかわらず、エッシャーに戦いを挑んでしまう。
声がついてみると、ミューシャがいかに気持ちを張り詰めていたか、とてもよくわかりました。
またエッシャーさんも、あくまでも態度が変わらないのに、ひれ伏さんばかりです。
もしアイダだとわかっていたら、きっと、すんなりと命を渡していたでしょう。それもすごい。
こういうやりとりの後は、命を賭けろを無条件に突きつけられた状況だとしても、
深い男女の機微があったのではないでしょうか。それを想像するとよだれが止まりませんぐへへへ。
実際、ミューシャが探し求めていたアイダだとわかった後は、けっこうあっさりしているのです。
いえもちろんエッシャーさんは今までの距離はどこへやら、ミューシャ命の男に変貌を遂げるのですが。
伝えたいことがやまほどあるのに言葉にならないミューシャと、それを汲んでくれるエッシャーさんというやりとりがあってくれても、シモーヌと妹は一向に構わなかったのです。
むしろいけるとこまでいっちゃってくれても盗聴器持参で正座待機ですのにっ。
やはり、状況が状況ですから、そうもいかないとわかっているのですけれど。はははは、はあ〜あ…。
こうもぐちぐちねちねち惜しんでしまうのは、わりかし大人向けな描写が多いからなのです。
ピンクなしろもの(気になるよね!)を筆頭に、あれな本、DVD、ローションとか、普通に出てくるのですもの。
ローションを入手とか、え、ちょ、まじで!? と、このシモーヌでもきょどりましたからな。
化粧水だとわかってても、ほらあれです、大人の用い方をする方だとつい思っちゃうといいますか。
わざわざエッシャーさんにミューシャに使ってもらったりするのも、ごく自然な欲求のひとつでありまして。
それもこれもエッシャーさんが女遊び激しいぜと自らミューシャに言っちゃうからです。
つまりミューシャはすけべなエッシャーさんに食べられちゃうのですひゃっほう!!!
いやあ、ラスボス戦ボイスはえっらいやばかった。CEROでいう男女マークはここで使うべきだと主張したい所存。
あと控え室は並んだベッドが二つですし。むしろ試されてる感がびんびんです。


  • 2011.10.15