新アニメ6・7話感想


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だんだんと次回予告がさっぱりとしたものになってしまい、落ち込む今日この頃です。
ひとりぽっちを怖がる薫殿が、家の中をあちこち探して回っているのを想像するだけで涙がちょちょぎれます…。
かこつけておいてけぼりの語源を持ち出してしまうのも致し方ないことです。うせやんかわいそうやろ……。
厚顔無恥に言いがかりをつけますが、次回予告を書いていらっしゃる方は、薫殿は多少粗雑に扱ってもいいと思っていらっしゃる…ような…。いやいやまさか、この令和の世にそんなモラルが低いわけは…モンペッペの被害妄想ですよね…?
薫殿が大事でかわいくて仕方ない身としては、昔の悪しき因習を嗅ぎ取ってしまった的な…。
いえ、ぜったいに、そんなことはないはず。
だって本編はちゃんとしていて、薫殿が原作通りのとてもかわいい女の子ですし!
もっとこう、わちゃわちゃ楽しくにぎやかで、薫殿のこわいものしらずなちょっこし傍若無人ぷりに、周りは振り回されながらも楽しそうだからいいか、みたいな雰囲気の次回予告が戻ってきますよう、心から祈っております。
というわけで、薫殿と縁のターンはきっとある! デュエルスタンバイ!
的な期待をぐいぐい寄せております。目下の野望は、薫殿が縁のことを縁と、縁がお前ではなく薫と呼んでくれないかしらと壮大な夢を胸にドキドキそわそわタイムを絶賛過ごしております。言うだけはロハだから!!!!
縁はともかく、薫殿は原作でも縁のことをちゃんと縁と呼んでいるのですよね。
シモーヌは長らくあれは誤植だと思い込んでいたのですが、読み込めば読み込むほど、あっこれついぽろっと口にしてしまったんだと気付いてしまい、見てはいけないものを見てしまった気分になったものです。いいぞぉ!最高!!

本編は刃衛編。
「人斬りふたり」のタイトルがほんとうにすごすぎてめまいがします。
こんなにも隙間のひとかけらもない、薫殿にとってはあまりにもしんどいことはないと、モンペは胸を痛めるしかありません。こんなすごいタイトル思いついてみたいとものすごくうらやましくもあります。
薫殿の料理がいまいちなとこは本人もよくわかっているのがかわいいので、続投でよかったです。
縁の「不味い」が聞けると確約されたようなものですもの。こいつぁまちがいなく勝ち確だな! やったぜガハハ!
左之助が教えてやろうか、っていうのすごく好きなので、薫殿にはごめんねの気持ちで拍手してしまいます。
意外といってはあれですが左之助は生活能力ある人ですし、薫殿はびしびし指摘してもらうスパルタくらいが丁度いいんじゃないかしら。フォローする剣心の笑顔が面憎いほどかわいい…この感情はどこへ持っていけば…。
ここらへんから薫殿の言葉遣いが、ときどき、ちょっこしわるくて、男の子っぽさが出てしまうところが、口の悪い弥彦と左之助の影響を少しずつ受け始めてるのがわかってほんともうべらぼうにかわいくって…(*ノノ)
青い染め帯と結び紐の色合わせかわいい…おしゃれさん…。ぽいぽい物投げちゃうのもおてんばちゃんでかわいいね…。
薫殿の一挙手一投足がかわいい…もうかわいいしか出てこない状態になっております。薫殿強火担当もんぺっぺなので!
署長さんをきちんと道場でお迎えしてくれてほっとしました。お客様ですもの、家族みんなできちんとお話聞かなきゃ!
薫殿が凶賊のことを知っているらしい剣心に心配そうな目を向けるのがまたいじらしい…。
余計な心配をかけまいと詳細は話さない剣心は結構ずるい人だなーと思ってしまいます。
薫殿のためだと重々承知していますが、そういうとこやぞ! 朝早く起きてお風呂沸かしておいてくれる早起きが苦手なやさしい女の子なんやぞ!!
今回いちばんががーんと衝撃だったのが、薫殿と弥彦が別室で寝てたことでした…どうして…どうして……。
だって原作でもちゃんとお布団並べて寝てたのに…あれすごいかわいくて大好きなのに…どうして…オアシス運動よくない……。
男女七歳にして的なあれなんですか! そういうのいらない配慮だと思います! 薫殿と弥彦がお布団並べて寝ててもちーっともおかしくないむしろごく自然なかんじじゃないですか!! ほんとに、どうして…。。゚≡≡゚(* ノωノ)゚
薫殿が寝るときに三つ編みにしてないのもぎゃーすか文句をいいたいです。ゆるく編んだ三つ編みがとてもいいかんじなのと、時代的な描写としてとてもすばらしかったので、そこは原作を大事にしてほしかった…縁が薫殿の髪をほどくのがド性癖なので変えられるとものすごく困るんです…円盤ではぜったい直してほしいです……。
帰り道の朝霧の中の街並みが、まだ江戸の色を残しているのとてもいいですね。表店の看板がしまってあるのが細かい。
すやぴぴしてる薫殿にきゅんきゅんときめいてしまいます。足が地面についてないのも最高すぎますね…薫殿ちっちゃいから…もう一人じゃないものね…安心して縁側でお昼寝できるようになったんだね…弥彦がちゃんと側にいてあげてるの最高…でもお布団並べて寝てないと薫殿が一睡も出来なかったってわかるのおかしくないですか…絶対おかしいやろ…やっぱりいっしょに寝てるほうが自然じゃありませんか…。
どうしても薫殿に肩入れしてしまうので、お聞き苦しいかと思いますが、薫殿はけして弥彦のことを忘れていたわけではないと思います。ただ弥彦がまだ子供だったからだけなのです。
なにより、薫殿が取り乱す理由は、自分を守ってくれる保護者を失うのが怖かったからなのでしょう。
立て続けに頼れる人を失った16、17歳の女の子が、まだ守ってくれる人を必要としている薫殿が、いくら頭では剣心の邪魔になるとわかっていても、心がどうしてもついていかないのを、だれが責められるでしょう。剣心に諭されるまでもなく、薫殿だってよくわかっている。悲しいくらいに賢いのに、ああした子供のようなわがままを言ってしまう薫殿がたまらなくいとおしいのです。
(ここ薫殿が剣心の重荷になってしまうと思い込んでしまうとこ1カウント)
ちびりそうなくらい刃衛の目が恐ろしいんですが、薫殿は負けないで言葉で噛みついてるの、もう百回褒めたおしても足りない。でも薫殿を拘束するならこちらも原作通りでよかったんじゃありません…? 腕を縛られてるのはえちちすぎるから…? 薫殿があえぐ声はそっくりおかずにさせていただきますありがとうございますありがとうございます…。
こんなかわいい薫殿がお嫁さんの剣心が妬ましいぐぎぎぎ…!
刃衛の遺言から、すでに剣心が薫殿に別れを言わなければならない下地が出来ているの、ほんとうに物語としてすごいなあって。人斬りは所詮死ぬまで人斬り。この呪いの言葉を、剣心が受け入れられるようになって、おまじないに変わっていくのを、新アニメでは丁寧にゆっくり描いてもらえたらなによりです。
かたじけない、と言われ返してきょとんとしてる薫殿かーわいいですねえ! いえ、どうも? って! めんこい!!!
弥彦と左之助が外で寝てるのも、帰ってこない薫殿をあちこち探し回って、それはもうくたくたになるまで走り回ってくれたんだろうなって…新アニメの、こういうやさしい描写はじんと心に染みますね…もっとください…。
あと次回予告の薫殿がまた命の水になってくれること、マジマジのマジに願ってますので、どうかよろしくお願いいたします。


  • 2023.08.24