身構えちゃうサマーデイ

レコードの発売は10月7日とのこと。
血肉沸き立つ興奮はさすがにありませんが、なにかと身構えたい心持ちになるものです。
唯一の利点である、島っ子が並んで腰掛けている場面さえ削除してくれなければ、いいかなと思っております。
シモーヌと妹はあの場面がなかったら発狂してましたもの。あまりにひどい出来で。
ゲーム自体は、操作面の不便さをのぞけば、携帯ゲームとしてはわりと面白かったのです。
でも、物語と台詞の意味がさっぱり飲み込めませんでした。特に後半。
なんとか理解したつもりになってみても、結局そこにあるのは、希薄な人間関係だったことは、残念でなりません。
ディズはナミネを哀れに思ったからこそ、自ら手を下すことができなかったのではないのですか。
ナミネもそれをわかっているから、ディズを恨んだりはしなかったのでは。
いい加減、ソラに責任を全て押しつけるのはやめていただきたいものです。
シモーヌと妹は島っ子がにゃんにゃんしつつ冒険してくれたら本望なのです。(本音)
キャプテンEOと共に宇宙を航行してくれたら飛び上がるほどよろこびます。
そうそう、こないだ期限間近のチケットをいただいたので、キャプテンEOを見に行ったのです。
かなりの混み具合でしたが、目的はひとつとなればそれほど気にならないもの。
恐い女王様のお姿に、以前見たことがあると思い出しました。たしか母親にしがみついたのでした。
カイリちゃんはリクにしっかりとつかまっているんだろうなあとにやにやしたのは言うまでもありませんげへへへ。

さてと。
明日は待ちに待ったトリック×ロジックの発売日。
も、ほんっとおもしろいゲームだったので、待ちきれなくて!
個人的に絵がすごく好みだというのも大きいです。冥界に落ちた芳川さんの裸足はとてもすばらしいのです。
スーツに裸足というのは、新たなモエの境地かと存じますはい。
なんといいますか、こう、一部分だけ無防備はえろす的な。
つかさちゃんとらぶ的な展開はあったりするんかいのぅと下世話な想像が止まりませんぐへへへ。
しかしながら、何年かぶりに指をけがしてしまい、非常に不便な今日この頃。がっでむ!
なぜよりにもよって今けがをするのかと、自分を盛大になじっている最中でございますこのシモーヌがっ。
どうかひびの入ったコップにはご注意を。気付かずにがりっといくと、とてもすっげ痛いですおっちんだ。
戦ってはけがをするのが当たり前なゲームの主人公達は、えらいなあと感心するばかり。
ゆるゲーマーであっても、クリボーにBダッシュでつっこまないくらいになろうと誓うのでありました。


  • 2010.07.21




たった ふたりきり

ロクサスとナミネを、とてもいとおしく思う理由は、ぱっと思いつくだけでもたくさんあるのですが、やっぱこれです。
あの広い広い世界に、同じ境遇なのは、ロクサスとナミネだけということ。
そして二人が、それをよく理解していたことです。

ロクサスとナミネが時折自虐的な考え方をしてしまうのは、その特異な生まれと切り離すことはできません。
二人には肉体も魂もありますが、その出所(すみません、うまい言い方が思いつきません)は杳として不明です。
当人達には元からわからず、また、調べようもない。
いくつかの仮定を持ち合わせる人達ですら、胸の内に秘めるか隠れて書き残すだけです。
(なおかつ、あくまでも仮定であるというのが、世界の深さと広大さの象徴でもあるのです)
わかるのは、あの世界においてどこまでも不確定な存在ということだけ。
だから、自由にどんな場所へも行けるのに、ひとところに留まろうという無意識が働いているのは、それほどにロクサスとナミネが深い孤独の中にいるのを示しています。
(単純に比べる意味での対比は好きではないのですが、物語の前提とした場合のロクサスとナミネは、大人の好奇心の結果であることにいつも戦慄します。二人が子供でなかったとしても、あまりに重すぎるからです)
とくに、ナミネはその傾向が顕著です。
Re:COMでは、言いなりになりながらも満たされた表情をしていました。
最初は腑に落ちなかったのですが、下地をふまえてみると、あれはナミネの孤独を厭う性格を現しているのだと思うようになりました。
ナミネが誰かの為に行動しようとするのは、裏返せば求められたいという欲求でもあり、孤独さの証明でもあります。そのごく普遍的な生理的欲求を叶えようとした故にナミネが自分を責めてしまうのは、すごく辛いのです。
ナミネの恋が、混じりっ気なくソラの役に立ちたいという思いばかりが強く、ある種の信仰に近いのは、責めを負わなければという自覚があるからなのも、涙が出そうになります。
もっと、肩の力抜いて、楽にしてほしいと思うのです。

作中でいつかは明らかにされていないのですが、ナミネがロクサスを知っているというの、すごくぐっとくるんです。同じ時間、同じ場所で生まれたのが、自分だけではなかったというのは、複雑な事情などとはまったく別の、
良い感情がナミネにわきおこったのかもしれません。
自分の意志でディズとリクとは違う行動をとったのは、倫理的にどうかとかは、この際どうでもいいのです。
こんなにも臆病な子がよくぞ…! といっぱいいっぱいほめてあげたくなります。
だって、ナミネが初めて自分の為にがんばったのです。
とてもやさしい子だから、同じ境遇でなくとも、ロクサスに事実を伝えようとするでしょう。
だけど、どちらも助けたい、と欲張ったのは、ロクサスのことが初めてなのです。
そういうナミネの行動が、ロクサスの知りたいという気持ちを生み出す。
屋敷の地下へ向かわず、逃げてもよかったはずです。
思い出したのなら、ロクサスは逃げることだってできたのですから。
けれどもそのまま、迷わず進んでしまうのは、ロクサスの思い込んだらこれ、という感じそのままで好きです。
ロクサスに惹かれてやまないのが、勇気があったわけでなく、ただ利己的だったということ。
ロクサスとナミネがいっしょに生まれ落ちたという、何よりの証なのでしょう。そっくりなのですもの。
また背景にあるのは、ナミネの「また会えるよ」という言葉だというのが、すごくやばいのです。
ロクサスとナミネの運命に対抗しようとする原動力がお互いだったというのは、切実さすらあります。
けれど、ひとりぽっちではなかったと安堵する気持ちも大きいのです。
だから、二人が最期に笑いかけあうとき、励ますかのような慈しみも感じられるのかもしれません。
生まれなどでなく、ロクサスとナミネはお互いの存在を見出すことで、心から笑えるようになった。
あの笑顔こそ、子供たちにしあわせになってもらいたいと思わずにいられない原動力だと、しみじみ思うのです。


  • 2010.07.11




待てと伏せは習得済み

おはようございます日本勝ったああ!(語尾)
クロにも勝ったぜいえっふー!!

BbSカスタムテーマ第4弾、初めはDLできないというアクシデンツもありましたが、無事げっとっ。
苦労した分よろこびもひとしおです。リザルト画面消えるの、マジ早かったっすからほんとほんと。
デジカメを使えばよかったんじゃと後で思いついたのはないしょの話。未来だけを見つめて生きるのです。
ちと暗めな印象もありますが、第二階層アイコンまで作ってある豪華仕様。すごい!
お気に入りの壁紙に変えると、大変ぐっどな予感ですとも。
シモーヌ的には島っ子三人の壁紙に変えると、PSPが輝いちゃう予感ですともっ。

さて。
E3でレコードと3DSの発表がされましたが、自分でもびっくりするほど気持ちの幅が動きませんでした。
レコードは、予想の範囲内と申しますか。月額課金している人に失礼なんじゃ…と思わないでもないです。
ただ、データをさも当人のように扱うのは、やめていただきたいなあと感じています。
ソラが旅に出た理由すら改悪されたのに、当初どれだけ嘆き、怒り狂ったことか。
リクとカイリを捜すことが念頭にないデータに、どうしても愛情を抱けなかったのです。
いくら作中で、偽物だとしても…と繰り返されても、詭弁にしか聞こえません。
思いも行動もまったく違うのに、そんな風に言える資格はない、とすら感じています。
私は、置いてけぼりにするしかなかった子供たちの感情に触れたかったのです。
立ち止まっている暇もなかった旅の断片を表現するには、イレギュラーな手法しかありません。
なのに、出されたのは別物の更に別物。これでは、納得しかねます。
3DSも、遠くから眺めていたい心持ちです。
本物の、ソラとリクなら、少しは違うかもしれませんが、本物だとしたら嫌だと思う気持ちがあります。
ソラとリクとカイリを離ればなれにするのは、あんまりです。かわいそうです、かわいそうだ。
物語の為に人を犠牲にするのは、間違っています。
もちろん、ずぶの素人シモーヌが大口を叩くのは大いに間違っていますが。

ふう、書いたらちょっとすっきり。
ねがちぶですみません。言うほどシモーヌ悲観してないのですマジでマジで。
なぜなら、島っ子三人での冒険が待っておりますからなっ。
それまで、子供たちがしあわせなところを思い浮かべて、しあわせな気持ちでいられますもの。
近頃はパロディー妄想が激しいこの頃です。
夜会はぜひともやっちゃうべきだと妹に主張しております。賛同120%で。


  • 2010.06.25




錨は下ろすもの

今日は久しぶりにディズニーシーへ遊びに行ったのです。
BBBは運良く最前列に座ることが出来たし(ダンサーの方と目があっちゃった!)、
キャストの方のおかげで気持ちよく過ごせたし(だから何度も行きたくなっちゃうのです)、
おいしいものもたくさん食べられたし(うきわまんのかわいさともちもちさはやみつきっ)、
天気も申し分ない快晴ぴーかんと、幸運なことこの上なかったのです。

そして帰ってきて新しいKHフォーメーションアーツのラインナップを知り、しおしおのぱーでした。
企画などについてはまったくの素人ですが、一部買い手のことも考えてもらえたら、と思ってしまいます。
ゲームが発売して何年も経ちます。それでもこうして次が出るのですから、割合利益はあるのでしょう。
アミューズメント部門(かな?)の内訳は存じませんので、あくまでも想像ですけれど。
アバターマスコットはさくさく出してるのは、それだけ手間も工程もかからない(or外注)なのでしょう。
あのラインナップは何もかもが許せませんが。ソラとリクとカイリをいっしょにしないとはどういう了見じゃっ。
おっと話がいつものごとくそれました。
ともかくシモーヌとしては、ソラとリクとカイリがいっしょじゃなきゃやだやだ! これに尽きます。
ソラとリクとカイリを揃えて並べられなきゃ、意味がないのです。
島っ子が並んでいるところをにやにやにまにましながら、しこたま写真撮影をしたいのです。
島っ子がいつでも見られる位置にあれば、ものすごくしあわせなのです。

いえでも、やっと、やっと、やっとナミネが入ってくれたのはすっげすっげうれしくて!
ほんとはプレイアーツが欲しいのですが、この際小さいナミネちゃんでもかまいません。ずっと待ってた!
思う存分ロクサスとナミネを並べてにやついてやるぜうひゃうひゃひゃ。


  • 2010.06.10




ミッションコンプリート

カスタムテーマ配布もいよいよ最後。
というわけでゲームをクリアするというミッションらしいミッションに挑んだわけです。
テイク1→リザルト画面消えるのはえええ!
テイク2→ピントがあわねえええ!
テイク3→ザ・ワールドぉおおお!
という経過をへて、やっとこさ写メに納めたわけでございます。駆け込み納品なのは言うまでもありません。
9文字に込めた思い
いえ別に、3でなくてもいいのです。ただ島っ子がいっしょに冒険してくれるなら、それで。
きゃっきゃうふふのにゃんにゃんなソラとリクとカイリがいるなら、何もいりません。
ソラとリクとカイリがいっしょなら、どんな試練にだって耐えられます。離ればなれはもう嫌です。
物語と世界観の壊滅も、ソラとリクとカイリがいっしょに冒険できるなら、目をつぶれます。
アバターマスコットは喧嘩を売ってると思い込んでます。ふ、ふざけとってかんがねっ!
BbSは、ほんとにものすごく、楽しいゲームでした。散策もできるし、戦闘は楽しいし。
今回久々にやったら、ああやっぱりキングダムハーツは楽しいなあとしみじみ思いました。
だからソラとリクとカイリを操作させてくれたっていいじゃないかと、嫉妬を禁じ得ません。
いつになったらソラとリクとカイリが自由に動いているところを見られるのかと、ハンカチを噛むばかりです。
言い掛かりにすぎませんが、テラとアクアとヴェンはずるい、と思ってしまうのです。ごめん。


  • 2010.05.31